AMP for Emailは text/x-amp-html
というmimeTypeを付けて送信することで利用できます。しかし、単純なHTMLメールではないので、作り方を覚えなければなりません。
そこで今回は正しいAMP for Emailを作成できるサービスをまとめて紹介します。
AMP Playground
AMP PlaygroundではAMP for Emailだけでなく、AMPHTMLやAMP for AdsやAMP for StoriesなどAMPが提供する各フォーマットに対するコーディングをテストできます。対応したAMPフォーマットで記述できているかチェックしたり、そのプレビューを確認できます。
なお、チェックは完璧ではないようで、アコーディオンのように対応しているはずのコンポーネントでもエラー判定が出てしまう場合があります。
Gmail AMP for Email Playground
Gmailの開発者向けサイトで提供しているプレイグラウンドです。ここではメールを作成し、自分のGmail宛にメールを送信できます。サンプルが充実しています。
Gmail AMP for Email Playground
Playground — Mail.ru AMP emails
Mail.ruはロシアのメールプロバイダです。そして、ここでもAMP for Emailのコードを書いてプレビューで確認し、メールを実際に送信できます。送信先はMail.ruの他、Gmailなども選択できます。
Playground — Mail.ru AMP emails
Email2Go
Email2GoはWYSIWYGなエディタでAMP for Emailを作成できます。できあがったメールはテンプレートとしてダウンロードし、利用できます。他がコードを手入力するのに比べると、より実用的なメールが作成できそうです。
Online service for building and testing email templates on different physical devices - Email2Go
amphtml-validator - npm
amphtml-validatorはコマンドラインツールで、AMP for Emailのフォーマットを検証します。実際に送信する前にamphtml-validatorでエラーチェックし、事前修正すると良いでしょう。
Stripo
StripoもWeb上でグラフィカルにAMP for Emailに対応したテンプレートを作成できます。通常のHTMLメールも作成可能です。AMP for Emailに対応したテンプレートも用意されています。
Stripo Demo — Html Email Template Builder
まとめ
AMP for Emailを一から作るのは大変です。そこで今回紹介したサイトを使ってテンプレートを作成しましょう。テンプレートがあれば、プログラマブルにコンテンツを変更しながらパーソナライズされたメールを送れるでしょう。
正しい形式でないと効果が期待できませんので、事前チェックをしっかり行うようにしてください。