シェルスクリプトから Customers Mail Cloud を利用してメールを送信する方法を紹介します。
Customers Mail Cloud のAPIを呼び出し、メールを送信する方法を簡単に検証することができますので、 是非、お試しください。
Customers Mail Cloud へサインアップする
まずは Customers Mail Cloud のアカウントを取得し、DKIM や APIユーザーなどをセットアップします。 以下のページを参考に、Customers Mail Cloud へのサインアップ(※1)と初期設定を行ってください。
サービスを利用する | Customers Mail Cloud
※1)無料トライアルにて動作検証をした後、メール送信を継続的に行う場合は、有料プランを購入する必要があります。
APIユーザを作成する(確認)
上記URLの初期設定にAPIユーザを作成する項目がありますが、今回は、Email Sending API https://smtps.jp/docs/apiv2/es/index.htmlを利用するため、作成した APIユーザ の「HTTP-API」 が許可となっていることを確認して下さい。
サンプルプログラム
cmcsend.sh
#!/bin/bash CMC_API_USER="APIユーザ名" CMC_API_KEY="パスワード" TO_EMAIL="送信先メールアドレス" TO_NAME="送信先名称" FROM_EMAIL="差出人メールアドレス" FROM_NAME="差出人名称" SUBJECT="件名" TEXT="本文(テキスト形式)" curl --tlsv1.2 https://sandbox.smtps.jp/api/v2/emails/send.json -i \ -F "api_user=$CMC_API_USER" \ -F "api_key=$CMC_API_KEY" \ -F "to={name:'$TO_NAME' , address:'$TO_EMAIL'}" \ -F "from={name:'$FROM_NAME' , address:'$FROM_EMAIL'}" \ -F "subject=$SUBJECT" \ -F "text=$TEXT" \ -F "attachments=0"
HTMLメールを送信する場合は、下記の様にHTMLコンテンツをファイルから読み込むことも可能です。
(この際、ファイルの文字コードは、UTF-8で作成下さい。)
cmcsend.sh
#!/bin/bash CMC_API_USER="APIユーザ名" CMC_API_KEY="パスワード" TO_EMAIL="送信先メールアドレス" TO_NAME="送信先名称" FROM_EMAIL="差出人メールアドレス" FROM_NAME="差出人名称" SUBJECT="件名" TEXT="This is HTML Email." HTML="/tmp/sample.html" curl --tlsv1.2 https://sandbox.smtps.jp/api/v2/emails/send.json -i \ -F "api_user=$CMC_API_USER" \ -F "api_key=$CMC_API_KEY" \ -F "to={name:'$TO_NAME' , address:'$TO_EMAIL'}" \ -F "from={name:'$FROM_NAME' , address:'$FROM_EMAIL'}" \ -F "subject=$SUBJECT" \ -F "text=$TEXT" \ -F "html=<$HTML" \ -F "attachments=0"
シェルスクリプトからメール送信できましたでしょうか?
送信結果は、Customers Mail Cloud の管理コンソールから確認することができます。
また、APIを使ってデータを取得することもできますので、サービス導入の検証にご活用ください。