Emailクライアントの不具合を見つけるならEmail Bugsをチェックしましょう

多くのメールクライアントではHTMLメールをサポートしています。しかし、セキュリティ上の制限などは各クライアントによって多少の違いがあります。また、独自のレンダリングを採用している場合、HTML自体の表示でも違いが出るでしょう。

そうしたメールクライアントの不具合をまとめたのがEmail Bugsになります。ここをチェックすることで、HTMLメール表示に関する問題を事前に確認できるでしょう。

Email Bugsの見方

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Email Bugs

Email Bugsでは各メールクライアントの不具合をIssuesで管理しています。例えば次のような不具合が登録されています。

[Yahoo | GANGA] HTML comments partially removed · Issue #95 · hteumeuleu/email-bugs

これはYahoo!メール(Web、Androidともに)でHTMLコメントを使うと、 -> があるところでコメントが部分的に切られてしまうという問題です。

このように60以上のメールクライアントに関する不具合が登録されています。

対応クライアント

Email Bugsで掲載しているラベルは次の通りです。

  • AOL
  • Apple Mail
  • Gmail
  • Outlook
  • Yahoo!
  • その他

また、環境はWebまたはAndroid/iOS、Windows、macOSとなっています。

興味深い例

たとえばGmailのスタイルタグは16KBまでとなっているようです。

Gmail limits <style> to 16Kb · Issue #90 · hteumeuleu/email-bugs

デザインを緻密に行うためや、フレームワークを使うことによって肥大化する可能性があります。このあたりのシステム制限は知っておくべきでしょう。

まとめ

Email Bugsをチェックしておくことで、Gmailのような日本でもよく使われているメールクライアントの不具合を事前に確認できます。また、何らかの不具合に出くわした時にも、Email Bugsを見ることで解決しやすくなりそうです。少なくとも何度もメールを送って確認する手間は省けるでしょう。