最近はAI/機械学習の研究が進み、様々なサービスに対してその成果が組み込まれるようになっています。テキストデータに対するAI活用も数多く、メールの文面もまた対象になり得ます。
今回はメールに関連するAIテクノロジーを紹介します。
文章執筆AI「ELYZA Pencil」
キーワードを指定すると、そのキーワードを含めた形で自然な文章を生成します。カテゴリーとしてニュース記事、職務経歴書に並んでメール文面が用意されています。
キーワードは最大8つまで指定できます。サポートでの返信、クライアントへのメールなどテンプレートのベースとして使ってみるのはいかがでしょうか。
AIRI(アイリ) AI事例検索ツール
過去の対応事例をテンプレートとして登録し、メールやチャットでの対応文章を生成してくれます。お問い合わせ文を貼り付けるだけで、過去の対応文を検索します。
このAI事例検索ツールによって、対応文を考える時間が大幅に軽減され、サポート品質が向上できます。
メール監視エージェント「ToDo監視」
日々送られてくる大量のメールの中から、特に大事なものを抽出して通知してくれます。送信者やメール本文から解析される意図、確信度などによって通知判定を行います。
クレーム対応が遅れることによる損害拡大を防止したり、営業チャンスを逃すことによる機会損失などを防げます。
AIでクレームをチェックする メール監視エージェント「ToDo監視」 | 仙台のIT企業SRA東北
Re:lation(リレーション)
サポートへ寄せられたメールに対して適切なテンプレートを推薦する機能です。一般消費者向けの製品やWebサービスなどで、一日多くの問い合わせが発生する場合に利用するとメリットがあるでしょう。
あらかじめ複数のテンプレートを作成しておき、さらに過去の問い合わせとの紐付けを行います。そうしたトレーニングによってモデルができあがれば、次の問い合わせからは適切なテンプレートが推薦されるでしょう。
FRONTEO(フロンテオ)
AIを用いたメール監視によって、特に不正につながりそうな予兆メールを探し出します。ハラスメントや経費の不正請求、情報持ちだしなどを検知可能です。
メールによって情報漏洩が発覚したり、不正がはじまりそうな時点で検知することで、コンプライアンスを強化できます。
FRONTEO(フロンテオ)|信頼と実績のフォレンジック調査 & eディスカバリサービス
GeAlne
企業の問い合わせフォームに対して自動的に営業メールを送信してくれます。お問い合わせフォームはWebサイトによって入力項目が異なりますが、GeAlneによって違いを吸収した上でメールを送信してくれます。
対象企業の絞り込みも可能で、より精度の高い営業活動が可能になります。
まとめ
メールでの問い合わせや文章まで、自動化を行う上でAIは欠かせないものになっています。メールマーケティング分野においても、AI/機械学習によって精度の高いマーケティング活動を可能にします。
メールはビジネスの根幹を担っています。安心、安定したメール配信を行う際にはCustomers Mail Cloudをお試しください。