メールを使ったウイルス感染は昨今減っていたのですが、Emotetの登場によって感染するケースが増えているようです。また、メールサーバーによってはウイルススキャン機能を提供するものもありますが、それだけでは十分とは言えないこともあるようです。
そこで今回はクラウドベースでメールのウイルスチェックを提供するサービスを紹介します。既存のメールサーバーを移行せずに使えるのがメリットになります。
ニフクラ メールゲートウェイ
ウイルスチェックについてはトレンドマイクロ社のものを利用しています。さらにTrend Micro Email Securityを使って柔軟なセキュリティ設定も可能となっています。迷惑メールフィルタリングも用意されています。
McAfee Security for Email Servers
Microsoft Exchangeと連携して利用します。ウイルスチェックに加えて、添付ファイルの内容をチェックして特定の語句を含んでいる場合にメールを隔離するといった機能があります。
McAfee Security for Email Servers
SPC Mailホールド
メールの添付ファイルを一時的に保存し、必要な添付ファイルのみをダウンロードさせます。一時保存された添付ファイルはウイルスチェックされたものになるので安全にダウンロードできます。
m-FILTER@Cloud
ホワイトリスト方式でメール送信者をチェックします。添付ファイルはクラウドに一時保存します。パスワード付きZipファイルもパスワードをWeb上で入力してもらった上でウイルスチェックします。
Cloud Mail SECURITYSUITE
Microsoft 365、Google Workspaceと連携して利用するサービスです。日本語にも対応することで、海外製品ではすり抜ける可能性があるメールも処理できます。Teamsチャットの監視などメール以外の機能も提供されます。
Symantec Email security.cloud Service
複数階層によるメールチェックによってウイルスはもちろん、なりすましやスパムメールも弾きます。未知のウイルスを含めてウイルス保護100%のSLAが特徴です。
Symantec Email security.cloud Service
ウイルス検知 | Customers Mail Cloud
Customers Mail Cloudではメール送信時に添付ファイルにウイルス感染していないかチェックしています。万一の際、ウイルスメールが顧客へ配信されてしまうのを防げます。
まとめ
ウイルスは常に存在するリスクになります。怪しい添付ファイルを開かないのは基本ですが、ビジネス上やり取りが存在している中で突然送られてきたファイルを開いてしまう可能性はあるでしょう。そうしたリスクを防止する上でも、今回紹介したサービスを組み合わせるのは良さそうです。
Customers Mail Cloudではメール送信時のウイルスチェックが可能で、安全にメール送信できます。ぜひご利用ください。