メールは送信したが最後、どう扱われるかはユーザの環境に依存します。送信する皆さんとしては、確実に受信箱に入って欲しいと思うでしょう。しかし、設定ミスや文面によってスパム判定されてしまうこともよくあります。
そうした事態にならないように、事前チェックできるサービスを紹介します。
mail-tester.com
mail-tester.comでは指定されたメールアドレス宛にメールを送信すると、そのメールのSPAM判定を行ってくれます。コンテンツもチェックしていますが、主にブラックリストにあるかどうかであったり、SPFやDKIMのチェックになります。
mail-tester.comでスパム判定されない状態にするのは基本と言えそうです。
Free JSON API to instantly check the spam score of your email messages
PostmarkAppではメールのソースを貼り付けて、その内容をスパム判定してくれます。実際にスパムだと思われるメールを使うと約25点でした。これはスパムという認識です。
それ以外のマーケティングメールで試したところ、4.7点でした。これは問題ないメールになります。手元に届いたメールについてチェックしてみる際に使えるサービスです。
Email Validation API Service | Valid Email Address Checker - Antideo
Antideoはメールのスパムフィルタを提供するサービスですが、自社サービスと連携するのに使えるAPIを提供しています。Antideoを使って事前にメールをチェックすることで文面に問題がないか、確認に使えそうです。
英語のサービスなので日本語の判定はどの程度か分かりませんが、スパムフィルタにスパム扱いされなければ問題なく届く可能性は高そうです。
まとめ
迷惑メール扱いされないための基本としてSPFやDKIM設定があります。Customers Mail Cloudを使うことで、信頼性の高いSMTPサーバからメールを送信できます。スパムメールになったら受信箱に届かず、せっかく送信したメールが無意味になってしまいます。ぜひこれらのサービスを使って事前チェックしてみてください。