平素より、弊社メール配信サービス Customers Mail Cloud をご利用いただきまして誠にありがとうございます。 この度、サービスアップデートにより以下の機能追加および修正をリリースいたします。
リリースバージョン
本リリースバージョンは、5.7.2 です。
リリース日時
本リリースの作業は、2020年6月29日(月) での実施を予定しています。 作業実施の時間などの詳細については、後程メールにてお知らせいたします。
重要なお知らせ
メールアドレスの仕様について
Customers Mail Cloud が取り扱うメールアドレスの仕様について、ユーザーガイドの「共通仕様」に明記することといたしました。 ユーザーガイドは、バージョン 5.7.2 リリース後にウェブサイトにて公開いたします。
機能追加
本リリースにおいて、以下の通り、機能追加を行います。
アカウント
「お支払い」情報のみを参照できる「経理担当者」を、アカウントの権限に追加いたしました。 新規にアカウントを作成する、または、既存のアカウントを変更する際に、「経理担当者」権限を付与することができます。
機能改善および修正
本リリースにおいて、以下の通り、既存機能への改善または修正を実施します。
受信サーバ
不正なアクセスを防止するため、バウンスメール受信、メール転送(受信サーバ)、Inbound Webhook によるメール受信において、 以下パターンのいずれかにあてはまるメールの受信を拒否するよう動作を変更しました。
- ヘッダFromのドメインが、受信許可ドメインと同じ場合
- ヘッダFromのメールアドレスが、ヘッダToのメールアドレスと同じ場合
メールサーバの操作
「サーバ構成」から「リレーサーバ」または「受信サーバ」のセッション数を設定を変更した場合、 その設定を反映させる際にメールサーバープロセスの再起動を行っていましたが、再起動をすることなく設定反映ができるよう処理を改善いたしました。
Email Sending API / bulk
to パラメータなどに使用できるメールアドレス書式のタイプ2およびタイプ3(JSONフォーマット)に、以下のシステム制限を設けました。
- JSONプロパティ値に指定する文字列の最大サイズを 5KByte としました。
- JSONに指定するプロパティの最大数を 100 としました。
POSTデータの最大サイズを 10MByte としました。
文字コードが UTF-8(デフォルト)、かつ、text および htmlパラメータに指定されたメール本文の改行コードが 「LFのみ」または「CRのみ」であった場合でも、送信するメールの本文にある改行コードは、CRLFに統一するよう修正しました。
Email Sending API / send
メールアドレスのドメインパートにアンダースコア "_" が含まれていた場合に、エラーが発生する不具合を修正しました。
POSTデータの最大サイズを 10MByte としました。